2020年 1月号 vol.68のハイライト
iguchitte(イグチッテ)は
井口鉱油の最新情報をお客様に発信する
隔月発行の心を込めたニュースレターです。
特集記事
今のクルマに搭載の運転支援技術。そのメリットについて、2人のプロがわかりやすくお話します。
その理由は「自分では防ぎようがない事態に対処できるから」です。
ドライバーなら誰もが、それが自分のせいであれ、他のドライバーのせいであれ、ハッとしたりヒヤッとさせられた経験がありますね。
そんな事態にAEBは確実に安心感をもたらしてくれます。
もちろんAEBは完全に自動停止させるための装置ではありませんが、AEBが働きブレーキが初期作動すれば、ドライバーは注意を喚起され、すみやかに次のブレーキ操作を行えます。
AEB装着によって死傷事故が35%減るというデータを米国運輸省が発表しています。
AEB技術はこの10年間に格段の進化を遂げました。今や高齢者だけではなく、老若男女にお勧めできる安心安全装置と言えるでしょう。
今の段階ではそうではありません。あくまで衝突被害軽減するためのブレーキです。
高速道路や見晴らしの効くバイパスで、走行中に知らず知らずのうちにレーンからはみ出してしまうことってありますよね。
それを音とハンドルの動きで知らせてくれるこのシステムは、もちろん安全のためのものですが、高速走行をとてもラクにしてくれます。これがついていることによってレーン走行を正確に死守することに注ぐ集中から解放され、他のことにも気遣いできるようになるからです。
今の世の中、あおり運転が問題になっていますが、こうした自己中心的なドライバーからの危険にも気をつけたいし、運転技術の未熟な若年ドライバーが増えているという報告もあります。
運転支援技術のもたらす安全安心が、ドライバーの疲労を確実に軽減させてくれるというメリットを是非知っていただきたいと思います。
車線ハミ出しアラート(トヨタ)、レーンキープアシストシステム(ホンダ)、レーンディパーチャープリベンション(日産)、アクティブレーンキープ(スバル)、レーンアシスト(VW)
駐車場から出る時に、シフト操作を誤ったままアクセルを踏み込み、そのまま前方へ突っ込む・・・こうしたミスを防ぐ誤発進抑制装置はもはや当たり前といえるでしょう。新型乗用車のほとんどが装備。
前方や後方に障害物を感知すれば、エンジンの回転数を抑えて、それ以上クルマを動かせないようにします。さらにセンサーとカメラにより、周囲の人やモノをより広く認識して、安全確保に努める方向に進化しています。
また、急加速抑制装置であればお乗りになっているおクルマに後付けで取り付けることもできます。アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故は、私の周りでも起きていますので、決して人ごとではありません。
1日あたり15件以上、年間約6,000件。特に「低速走行時」に多発しています。
運転免許証と自家用車を有する70歳以上の方であれば、利用できます。詳しくはおたずねください。
今年、マイカーを1000ccターボ付きコンパクト・ハイト系ワゴンに買い替えました。これが運転支援技術のおかげでものすごく楽ちんなんです。奥さんの実家がある新潟まで往復しましたが、前の2000ccワゴンにくらべて疲れ方が半分というのが実感。高速道路が中心でしたが、これまでまっすぐ走ることにいかに神経を使っていたかがわかりました。まさに眼からウロコです。
発行元:iguchitte?編集室
記事全文が見れる冊子は各店頭にて無料配布しておりますので、ご自由にお持ち帰りください。