強さの秘訣とは？

自分に対しての厳しさ

元来、ボクシングはハングリー精神で一歩一歩はい上り、頂点に立つもの。つねに自分に対しての厳しさがある。そしてプロとして「応援してくれるファンがいて自分がある」ということを自覚していなければならない。

ゴルフでも野球でも、トップの選手はつねに練習を欠かさない

他人が、ファンが見ていないところで、ものすごい量の練習をしています。これこそが強さの秘訣なんですね。

プロとアマの違い

相手に勝つまえに、まず自分との戦いがある

プロは「試合に勝つ」ことが目標です。現役時代の私がハードな練習やウェイトコントロールを乗り越えられたのは、目標に向かって気持ちを切り替えることができたからだと思います。

負けて、強くなれ！

負けの経験を活かす

普段から、一生懸命練習をしている選手は、たとえ試合に負けても、みんなが喜ぶような試合をするもの。負けても次に勝てるのはそういう選手ですね。

「負けて、強くなれ！」

負け知らずのまま世界チャンピオンになったという話をあまり聞いたことがありません。ですから今の10代20代の若者には「負けて、強くなれ！」といってやりたい。負けや失敗を経験して二度と繰り返さないようにする。それが今の時代なのかな、とも思うのです。

発行元：iguchitte?編集室