2014年 10月号 vol.44のハイライト
ガソリン高どまりの今だから ちょっと気を付けて燃費UP!
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特集記事
現代のクルマには基本的にアイドリングは不要。エンジンをかけてすぐに走り出してOKなのです。
一方、アイドリングでどのくらいの燃料を消費するかといえば、10分間のアイドリング(エアコンオフ)で130cc程度ですから、1時間のアイドリングでは約800ccものガソリンが失われることに。
駐車中のアイドリング、待ち合わせや積み下ろしのアイドリングはまったくのムダ!
燃費を抑えるなら、まずはアイドリングを減らすことから取り組みましょう。
発進スタート時の「急発進」は、普通のアクセル操作に比べて30%以上ものガソリンを消費します。
急発進はアクセルを深く踏み込む操作になりますが、「やさしいアクセル発進」はその反対。
アクセルに足を軽くのせる感じのやさしくジワッと加速でいいのです。これだけで通常のアクセル操作に比べて10%程度燃費が改善。急発進すればその差は40%以上とか。
日々こうした運転を積み重ねると、大きな差となりますし、安全運転にもつながりますね。
エコタイヤを履くとなぜ燃費がよくなるのでしょうか?
それはタイヤの「ころがり抵抗」が少なくなり、タイヤ全体の「変形」が抑えられているからで、普通のタイヤに比べると5%程度改善されます。
以下に挙げている燃費の比較では、1リットルのガソリンで0.9km長く走れることになります。
10リットルなら90kmの差になるのですから、決して小さいとは言えませんね。
スポーツタイヤ 14.5km/リットル
標準的なタイヤ 16.7km/リットル
エコタイヤ 17.6km/リットル
タイヤの空気圧が適正値より不足すると燃費が悪化します。
市街地では2%程度ですが、距離が伸びる郊外では4%も落ちるという計測結果があります。
ということは、たとえエコタイヤを履いていても、空気圧が適正でなければメリットを相殺してしまうことに。
ゴムの分子の中を空気が抜けて行くため、タイヤの空気圧は自然に低下。また、秋から冬にかけては気温が下がるため空気圧は減少。
空気圧チェックは「走行でタイヤの温度が上昇する前に」するのが秘訣です。
エアコン使用はガソリンをより使うもの!と憶えましょう。
たとえばオートエアコンの温度設定を外気と同じ25℃に設定した場合でも、ONのままでは約12%燃費が悪化します。
エアコンスイッチはOFFに。またエアコン使用時は「外気導入」より「内気循環」が効率的。
エアコンは車内を「冷却・除湿」する機能ですから、暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチはOFFに。
窓に日よけを貼るなどすると室温の上昇が抑えられます。
目的地がハッキリしているなら、事前に渋滞情報や道路規制情報をチェックしたり、ルートを調べておくことで、スムーズなドライブが期待できます。
ちなみに1時間のドライブで道に迷って10分間余計に走った場合、燃費の増加はなんと17%!
他のところでセーブしてもその分を相殺してしまうほどのムダになります。
もちろんいろいろな道をたくさん走って、ドライブそのものを楽しむ場合はこの限りではありません!
交換しないままで走っているとオイルが劣化し、燃費に悪影響が出ることはごぞんじでしょうか。
水分やエンジン内部のごみなどが混入するエンジンオイルは、時間がたつにつれ粘度が上がってきます。
そのためにオイルによる抵抗が増し、燃費が下がります。
これとは反対に、燃費性能の改善をめざした最新のエンジンオイルは、入れ替えるだけで2%以上燃費改善されるという試験データ(ENEOS SUSTINA調べ)があります。
ガソリンの支払いにエネオスカードを使うと割引になります。
たとえばカードCタイプ(毎月7万円以上ご利用の場合)なら、最大10円/1リットル(ガソリンのみ)が割引に。
また、カードSタイプならご利用額にかかわらず2円/ガソリン1リットルが割引に。さらに詳しいことはスタッフにお尋ねください。
クルマのトランク、物置になっていませんか?燃費は荷物の重さに大きく影響されるもの。
たとえば100kgの荷物で3%燃費悪化します。また、高速走行時の空気抵抗を考えて、スキーキャリアなどの外装品は使用しないときには外しておくほうがよいでしょう。
イグチで次回の車検を事前予約すると、最大3ヶ月間にわたり最大10円/1リットル(ガソリンのみ)が割引になります。 給油の回数が多ければ多いほどおトクになるこのサービスをぜひご活用ください。
発行元:iguchitte?編集室
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