2012年 8月号 vol.31のハイライト
今加入している保険の「契約条件」を把握していますか?
見直さないで加入した時のまま更新しているうちに、「払いすぎ」ていたり「肝心なときに補償されない」なんてことが。 これが「そのまま保険」の危ないところ。よくあるケースを見てみましょう。
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特集記事
補償相手のクルマが古く、「車輌評価額」が「修理金額」より低くなってしまった場合、相手のクルマは「全損扱い」になり
保険で支払われる金額が修理費用全額に満たなくなることがあります。
【解決策】→ おクルマの保有年数が伸びるとともに、こうしたケースが目立つようになってきました。このトラブルに有効なのが特約「対物超過」です。
修理費用を相手の車輌評価額に50万円まで上乗せしてカバーしてくれます。
こちらに過失がないと原則的に保険は使用できません。そのため、保険を使いたくない相手(または保険に加入していない相手)との示談交渉を、自分でしなくてはならなくなります。
【解決策】→ このとき威力を発揮するのが「弁護士特約」です。弁護士が代わりに交渉を担当するので、示談交渉にかかる時間や手間を省き、精神的負担を軽減することができます。
相手が車や電柱、ガードレールであればある程度の金額は予想がつきますが、修理費用というのはそれだけではなく損害に関る被害総額であるということです。店舗にぶつかった場合などは修理費用に加え、休業に関る損害なども含めると大きな金額となります。
【解決策】→ もう一度、対物保険の金額をご確認ください。掛け金が安ければいいという問題ではありません。
「年齢条件」「運転される方の範囲」などの契約条件には、見落としやすいいくつかの落とし穴があり、これをカバーしていないと保険が適用できないケースがあります。
【解決策】→ 車が変わったり、通勤で使用するようになった、通勤で使用しなくなった等、変更があった際には必ず保険代理店に相談し、「契約条件の見直し」を行ってください。いざという時保険がおりない、保険料を多く支払っている場合などもあります。
通常の車輌保険では、地震や噴火、津波によって受けた損害については保険がおりないのが現状です。
【解決策】→ 昨年の震災以降、「地震・噴火・津波危険車輌全損時一時金特約」という、臨時に必要とする費用に対しお支払いする保険が新しく登場しました。保険更新の際に確認してみてはいかがでしょうか?
発行元:iguchitte?編集室
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