新年明けましておめでとうございます。オートセンターの小阪です。

最近 エンジンのチェックランプが点灯し、スキャンツールでエラーコードを拾い出してみると O2センサーのヒーター回路のエラーが 出ている車が多く入庫されます。

O2センサーは 排気ガスの中の酸素濃度を検出して 燃料と空気の混合比の最終判定をする重要なセンサーなのです。 したがって O2センサーが故障すると実際に供給されている混合気の空燃比が間違って測定されてしまい 有害な排気ガスを発生させてしまう事になります。

O2センサーはセンサーの測定部分が高温になっていないと正常に働くこと(空燃比信号を出力すること)が出来ないためヒーター回路が入っているヒーター付きO2センサーが最近の主流になってきました。

ヒーター回路が故障してしまうと 排気ガスの温度が低くO2センサーが高温にならない時は正常に空燃比信号が出力できずエンジンのコントロールユニットからの空燃比フィードバック補正がきかなくなり有害な排気ガスを発生させてしまいます。

ヒーター回路の故障だと エンジンが温まれば問題がなくなると 思いがちですが 数十秒のアイドリング状態でもヒーターに通電されるプログラムになっていますので やはり修理が必要だと思われます。

オートセンターではほとんどの日本車と幅広い車種の外国車に対応しているスキャンツールを常備していますので ぜひお困りのかたは ご相談ください。