※旧所沢店(現三芳店)で作成された記事です※

所沢店の渡辺です。挨拶の部分に特に意味はないです。
さて本日のテーマはDSB!
DSBとは通称ドライブシャフトブーツと呼ばれる部品のことです。
格好つけて店員さんとかに「DSB交換したいんですけど」って言うと「は?」って言われると思うのでやめたほうがいいです。
通称っていうか、むしろDSBって呼び方は今僕が勝手に思い付きで言っただけです。


僕に言っても高確率で「なんて??」って言うと思います。


さて本題。
本日はDSB(ドライブシャフトブーツ)の交換を行います。
そもそもDS(ドライブシャフト)とはなんぞやって方はWIKIとか読んでもらえばわかると思います。
かみ砕いて言うならミッションからの動力をタイヤに伝えるためについてる棒です。
ハンドル切ったり斜めになっていたりしても正確に動力が伝わる仕組みになっています。
そのドライブシャフトの内部のベアリングにゴミや異物や水分等が入らないようにベアリング部を保護しつつ、中に入っているグリスが逃げ出さないように守っているブーツ(カバー的なもの)をDSB(面倒なので以下全てDSBと表記します)といいます。


実物がこちら

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こちらは交換前の部品単品の写真です。
分割式のDSBです。パカパカタイプとか言ったりもします。

車についてる状態がこちら

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黄色い丸でかこってあるところがDSBです。
片側につきアウト側とイン側で2個ついているので左右合わせると4個ついています(今回はFFなので前のみについていますが駆動形式によって形状や個数は異なります)

ブーツを外すとこんな感じです。


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中のぞき込んだとこ。

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中に入ってるのがベアリング部分になります。

分割式のいいところは上の写真のようにシャフトを引っこ抜かずに交換できるので工賃が安く、純正品に比べて部品自体が安価です。
ただし、本来純正品は分割されていないので、純正品と比べると耐久に難があります。
本当は非分割タイプをつけるのが一番いいのですが、シャフト引っこ抜くと工賃が割高になるのと部品自体の値段も少しお高くなります。
今回はお客様と相談し、2年後には買い替えるかもしれないので金額をかけたくないとのことだったので分割式のブーツを選択してコストを抑える方向を選択しました。

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ということでささっと交換して組み付けて完了です。
あとはタイヤ左右に振って問題ないかを確認して作業終了です。


ご予算やご要望に応じて純正品や社外品の選択も出来ますので是非ご相談下さい!