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お盆前に「クラッチきるとガラガラ音がする。」とH19年式マツダスクラム(走行距離145000KM)が緊急入院してきました。
先ずは、お車の走行テスト実施。クラッチをきる度、「ガラガラガラ」と破滅的な異音が聴こえる。廻りのイタイ視線を感じつつも工場に戻り走行テスト終了。
これはもうクラッチそのものからの異音確定。覚悟を決めてトランスミッションを取り外す作業開始。

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ラッキーなことにこのお車、スクラム(スズキ エブリィとも呼ばれています)は比較的、取外しやすい構造の為、小一時間ほどで取外し完了
点検してみるとクラッチペダルを踏むと連動して作動するベアリング(写真:上の中央部)摩耗確認。クラッチ本体(写真:下中央部)のベアリング接触部分にも摩耗確認。
この部分から異音が発生しているのは明確。この部分の交換作業を開始。

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上の写真はいずれも左が新品。右が現品。状態の違いがよく分ります
さあ組み付け開始!

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取付部分の汚れをきれいにし新品部品取付。ここから最終工程。もうひと踏ん張り!

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無事、トランスミッション組み付け完了!この後、素行テスト実施。異音も解消!走りも快調!この後、笑顔のお客様の元へ無事帰還。報われる瞬間です。