投稿日時:2012年05月17日 01:03:47
ACの小川です。
やっと、IDがもらえましたので、自分名義で投稿が可能となりました。
さて、今回は前回の投稿に近い作業となりましたので、ご報告まで。
修理車はトヨタのマークⅡクオリス。
クランクシールからのオイル漏れが確認されましたので、
そのシールの交換ということになりました。
また、分解したついでに予防整備も行いました。
最近の車はFF(前輪駆動)が多いこともあり、
エンジンとミッションを一緒に車から降ろすのが常套手段です。
エンジンルーム内の配線・配管等々を全て切り離すことからはじまります。
エンジンやミッション・サスペンション等がのっかているメンバー(フレームの一部と思ってもらえれば良いです)ごと、車輌本体より切り離し、いっぺんに降ろしてしまいます。
数名のスタッフで平場に移動して、チェーンブロックを利用して、
エンジンを単体にまでします。
エンジンは吊り上げた状態で、オイル漏れを起こしていたリア側のクランクシャフトシールを交換しました。
また、トルクコンバータをはずして、ミッション側のフロントシールも交換しました。
年数や走行距離を考えて、予防整備も実施(下記参照)
走行距離100000kmは超えていますが、タイミングベルトは交換済みでしたので
カムシャフトシールとフロント側クランクシャフトシール交換。
このエンジンはV6の横置きですので、エンジンルーム内で見たときの
奥側のタペットカバー廻りの作業が非常にやりにくいので、降ろしついでに
パッキン・サーキュラ等の交換もしておきました。
点火プラグも6本全数交換しました。
セルモーターも不調とのことでしたので、交換いたしました。
全てを組み付けて、また数人のスタッフで移動して、車輌本体にドッキング。
位置合わせが大変でしたが、なんとかうまくことが進み、完成にこぎつけました。
このように、当店では車検だけでなく、一般整備も重整備も行っていますので、お困りの際は、ぜひご相談ください。よろしくです。