兼谷です。昨日、車検でお預かりしていた1980年式のいすゞ ジェミニ」の出庫を担当しました。昭和生まれにとっては「いすゞ自動車」は本当に懐かしく、感慨深いものがありました。45年前の車とは思えないほど綺麗にお乗りなっていて、大切にされているのが分かるお車でした。このような希少で宝物のような一台の車検整備をイグチにお任せ頂けたこと、有り難く存じます。

ジェミニに触発されたので、今回は過ぎ去りし昭和時代の杉並区を話題にあげることにしました。

私は出生〜幼稚園まで杉並区井草で過ごしました。その頃、この界隈は「武蔵野の雑木林」というクヌギ、コナラ、ドングリなど多様な木々で形成される林がそこここに残っており、自宅前も大きな林でした。

58年前の上井草駅です。長閑さは現在に通ずるものがあります。バスは「となりのトトロ」に出てきそうですね。
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54年前の井荻駅。キャベツ畑が広がり、なんとも牧歌的な風景...(この頃、井口鉱油は既に井草の地に給油所を設けています)。
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わずか半世紀でこの変化です。高架化もされた半世紀後の景色は想像できないほどに変わることでしょう。

100年企業を目指す井口鉱油は、周りの景色が一変した半世紀後も、変わらず地域の皆さまに必要とされる企業を目指して社全体で鋭意努力を続けていきます。

どうか今後も末永くご愛顧のほどお願い申し上げます。

参考文献 :「東京 消えた街角」 加藤 嶺夫著 (河出書房新社)