先日、車検でお預かりしたお車のエンジンの調子が悪い事がありました。エンジン不調というのは、いろいろと原因があるものですが、まず、燃料系なのか電気系なのかおおまかに見当をつけることがあります。なんでも、1年以上も放置されていた車両とのことでしたので、燃料系を疑ったのですが今回は電気系だったようです。エンジンの要素で「良い圧縮、良い点火、良い混合気」といわれるものがあるのですが、そのうちの点火の部分でした。吸入~圧縮~膨張~排気を繰り返すエンジンの作動のなかで、膨張の工程でスパークプラグという部品を使って火花を起こし、混合気を爆発させています。このスパークプラグが悪く、うまく点火されていなかったようです。最近のエンジンは、プラグの状態が多少悪くても、エンジンはとりあえず動いてしまうものですが、以前のエンジンは機械的な部分が多かったので、スパークプラグの影響は大きかったように思います。エンジンのメンテナンスをお考えの方は、ぜひスタッフまで!
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