投稿日時:2012年05月04日 09:34:04
あ、どうもこんにちは。
「今度の総選挙どうする?」と聞かれて「えぇ!?野田さん総選挙するって言ったの?」と答えたら、
「いや、AKBの…」と言われて若干むぐむぐした感じの城光徳です。
社会常識があるんだか無いんだかよく分からなくなってきた悩み多き年頃です。
(はい、そこ、常識は無いよ!とか言わない!)
先日、ドライブシャフトのブーツがものすごい派手な感じに破れた車がご入庫しました。
こんな感じ↓
…
…
間違いました。
こちらです↓
交換後はこんな感じ↓
上下の画像を比べてみると、上の画像では蛇腹のゴムのパーツがごっそりなくなっているのが分かると思います。
(間違い探しみたいw)
ドライブシャフトはエンジンの回転を車輪に伝達するシャフトで、
車輪側(外側)は人の手首の様にぐりぐり動くような構造になっています。(内側と外側では構造が違います)
その手首の間接の部分を保護するために蛇腹のゴム部品(ブーツ)がかぶせてあるのですが、
ご入庫のお車はその部分が千切れ飛んでなくなっていました。
ドライブシャフトのブーツが破れたままで走行を続けますと、
遠心力によって中のグリスが外に飛び出してしまい潤滑不足によってベアリングがダメになったり、
ゴミや砂利なども入り込みますので、それもベアリングをダメにしてしまう原因になったりします。
当然車検には通りませんので必ず交換になります。
今回はシャフトまるごと外して点検した結果、
特に使用には問題ないと判断したので綺麗に掃除をした後グリスを充填しそのまま新品ブーツをかぶせましたが、
症状が進むとシャフトごと交換になってしまいますので日頃の点検が大事になってくると思います。
メンテナンスは車検時にしかされないお客様も中にはいらっしゃるのですが、
6ヶ月、12ヶ月の点検もやっていただく事をお勧めします。(6ヶ月点検は無料です!)
こういうところの不具合は早めに発見しておくと修理代が安く済む場合が多いです。
オイル交換時にも軽く点検はさせていただいてますが、
作業は何もなくても「下廻りだけちょっと見て」で結構ですのでお気軽にお声掛け下さい。