あ、どうもこんにちは。

先日お客さんに「ブログ見てるよ」と言われ、

いつもお客さんに声を掛けられている笹川さんに抱いていた嫉妬心が少し和らいだ城光徳です。

少し笹川さんに優しくなれました。もうトゥシューズに画びょうを入れたり、小突きまわすのはやめますw

いやいや!いつもしてないから!(必死に弁解してるところが怪しいですねw)

 

世界中の人が優しくなりますようにと七夕様にお願いしておきます。

 

 

リアクランクシャフトのオイルシールからのオイル漏れのお車が入庫しました。

クランクシャフトはエンジンの回転をそのままミッションに伝えるシャフトです。

オイルシールは装置の回転部分に使うオイル漏れ防止の部品で、

クランクシャフトにはフロント側とリア側両方に使われています。

今回のリア側のシール交換はミッションを下ろさないと出来ない作業です。

ですので、

がしがし作業を進めたいと思います!

 

はい、下りました。

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↓ミッション様の寝姿。

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寝ころんだ小学生になりたての子供くらいの大きさです。

でもかなりの重さなので作業員3人で慎重に下ろしました。

 

↓エンジン後ろ側です。

この円盤の廻りのギザギザにセルモーターが噛みエンジンを始動させます。

キーを回せばエンジンがかかるというのはこの部分のおかげですね。

ちなみに2本のパイプの奥に隠れているのがセルモーターです。

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↓ギザギザの円盤を外したところ。

赤矢印の部分がオイルシールです。

ここまで分解してやっと交換できました。

奥ゆかしいというか、引っ込み思案すぎ!むしろヒッキ―!

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↓こちらはミッション側のオイルシールです。

漏れは確認できませんでしたが、リップの部分が結構硬化していたのでこちらも交換。

せっかくここまで分解したのですから不安の種は潰しておきます。

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その他、分解したときに見えたシール類はすべて交換しました。

交換後は外した時と逆の手順で取り付けます。

 

この作業ではかなり藤澤さんに助けて頂きました。

次はお任せします!w