投稿日時:2013年07月14日 05:45:20
昔懐かし題名ともに、久しぶりのローバーミニの車検です。最近では、だいぶ台数が少なくなってきてしまったようにも感じますが、相変わらず楽しい車です。楽しみが多い分、トラブルもつきものなのですが、それがこの車の面白みでもあります。今回は、そのトラブルの一つ、オイル漏れでした。オイル漏れは、外車のには割と良く聞く修理ですが、ミニにおいても例外ではありません。本日は、ドライブシャフト(エンジンの動力をタイヤに伝えるシャフト)の付け根にある、デファレンシャルと言われる部分のオイルシールでした。
普通は、オイルシールの交換という作業になるのですが、ミニの場合は、このほかにガスケットとOリングの交換が必要になります。さらには、ガスケットを交換しただけでは、漏れが直らない事が多く、ガスケットの上にさらに液体ガスケットを塗布して組み付ける事が多いです。この辺りが、国産と外車の部品精度の差なのでしょうか。以前、メーカーの人いわく、「オイル漏れはオイルが入っている証拠です」なんて言われたことも・・・
あと、マニュアル車に多いのが、シフトレバーリンクの付け根のオイルシールです。このあたりのオイル漏れは、マフラーパイプの近くにあたるので、漏れたオイルがマフラーパイプに垂れて焦げてしまうので、注意が必要です。
一通りの作業を終えて、きれいになりました(*^^)v
オイル漏れに限らず、ちょっと手間暇のかかる子ではありますが、昔ながらの車らしい車です。一部コンピューター化はされましたが、機械的な要素は十分です。メンテナンスでお悩みの方は、是非ご相談ください。