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今年もこの季節がやってまいりました。冬が終わり春から初夏へと季節が変わる時期の風物詩。エアコン修理の季節がやってまいりました。この季節、お車のエアコン使用率が急激に上昇するため冬場に蓄積していたトラブルが表面化する季節なのです。今回、修理するお車は平成26年式スズキ ワゴンR。現象としてはACコンプレッサー不良によるエアコン作動不良。併せてラジエーターの電動ファン不良も発生。以上の修理と併せて予防整備の観点からご家庭のエアコンでいうところの室内機(エバポレーターユニット)を交換いたしました。上の写真はエバポレーター交換の為室内のダッシュボードを取り外したところです。
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こちらが取り外したヒーターユニットこの中にエバポレーターユニットが内蔵されています。
写真はエバポレーター交換後です。写真下の部品がエバポレーターです。これを交換する為に
長い道のりがありました。これから取り付ける為また長い道のりが始まります。image

室内復元完成。しかしこれで終わりではありません。これから主原因であるACコンプレッサー及びラジエーター電動ファンの交換に移ります。
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まずはラジエーター電動ファンの交換。交換にあたって電動ファンがラジエータに取り付けられている為
ラジエータごと取り外します。ここから新品に交換します。
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新品のラジエーター電動ファンに付け替え車両に取り付けます。
続けてACコンプレッサーの交換。

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写真、左が故障しているACコンプレッサー。コンプレッサー電気が来ているにもかかわらずコンプレッサー
がONしないという現象。本体スイッチング回路不良の為交換作業を実施します。部品は新品部品を使用する
と高額となる為リビルト品(オーバーホール済み部品)を使用します。この後すべての作業完了。エアコンも
無事復活。これからの季節お車を快適にご使用いただく為、日々精進しております。