某月某日「エンジンがガラガラいって力がなくなった」とH20年式エブリー君が当店に入院してまいりました。
診断の結果、エンジン内部からの異音と判明。色々調べててみた結果、エンジンヘッド部についているバルブがよく溶けて小さくなる事からエンジン異音・エンジン不調を起こすケースが多いいことからまずはそこからあたってみました。


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エンジン上部のカバーを外しカムシャフトとバルブの隙間を調べてみると、明らかに規定値以下の数値の場所が多数有り。バルブトラブルで間違いなし。これから長い闘いが始まります。

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 長い闘いの果て分解終了。各部点検に入ります。

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 点検の結果やはりバルブが溶けて(特に小さい排気側)エンジン異音及びエンジン不調を引き起こしNO2ピストンまでも道ずれにされてしまった結果となりました。これらを交換しないとエンジン君は元気にならないので気合を入れて交換作業に入ります。

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全ての問題ある部品の交換終了。これでようやっと折り返し地点通過。もうひと踏ん張り頑張るぞ。

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各部順番に取付だいぶエンジンらしくなってきました。あともう一息。

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エンジン君完成!!ドキドキの再始動。エンジンの音も静かになり、パワーも回復。この後、テスト走行も問題なく(むしろ以前より調子が良くなった模様)クリアーしたエブリー君。今でも元気にお仕事で飛び回っております。メカニックとしてはうれしい限りです。