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5月某日、レッカーにて搬入されましたスズキ エブリーワゴン。「走行中、木片を踏んだらすごい音がしてしばらくしたら車が止まってしまった」との事。お車の下回りをチェックしたところ燃料タンクが裂けてガソリンが空っぽの状態。その他のところは特に異常なし。まずは燃料タンクを交換しエンジンが掛かる状態にしてから再度各部をチェックすることに。
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ということで、善は急げとサクサク燃料タンクを下ろし必要部品を新品の燃料タンクに移植します。


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移植すると言っても後々心配なのでフューエルポンプだけ移植して燃料ホース類は交換します。(燃料漏れ防止の為)
移植終了。新品燃料タンクを車両に取り付けます。
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燃料タンク搭載完了。あとは外した部品を元通り復元するだけ。


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全ての復元作業完了。この後、燃料を給油しエンジン始動。無事エンジンが掛かり走行テストも異常なし。あとはお客様にご納車するだけとなります。今回の作業ケースは結構珍しいケースでしたがもれたのがガソリンなので車両火災につながらなかったのは不幸中の幸い。皆さんも路上落下物には十分注意して運転しましょう。