今野です。

前回までやっていたCR-Xが引き取り先に嫁いで行きました。
これでようやく自分のCR-Xに手をつけられます。
今までやっていたのは車検を通すための整備に近いものでしたが、これからは得意分野であるチューニングです。
エンジンは同じくZC。車好きの皆さんが大好きなV-TECエンジンであるB16のご先祖みたいなエンジンです。

今までやってたCR-Xのエンジンがそれですね。私はこのZCエンジンが大好きで、このエンジンでどこまでいけるかを考えてやっております。
ZCに限らずエンジンパワーを伸ばすためには、ガソリンエンジンの3要素である「混合気」「圧縮」「点火」を改善するしかなく、それ以外はほぼ無駄と言えます。
「圧縮」に関しては、既にシリンダーヘッド面研とCOMETICのメタルガスケットで11.7:1まで上げてあります。13.0:1くらいまでやっても良かったのですが、長く乗ることを考えてあまり負担をかけないラインで構築することに。
「混合気」は非常に重要です。ここをしっかりやらなければ何もかも半端になります。
まずは吸入空気量を増やします。

ポートの鋳肌を慣らしてあげながら形状も加工。ちょっといいリューターと根気と調べる心さえあれば誰でもできます。あとはセンスです。
純正のスロットルボディも小さすぎるので、もっとデカイのを。

このスロットルボディはフランジ部内径70mm。B16やB18用らしいですが、多分つくハズなのでとりあえずコレで。
あとは吸排気のタイミングを個別設定できるというDOHCの強みを活かすために

スライドカムプーリー導入。こちらもB16系統用らしいのですが、海外の掲示板にて「多分出来ると思うが保証はしないよ」との書き込みがあったため試しに購入。ZCに流用が出来ました。
「燃料噴射」については手軽なところから


CBR1000RR用インジェクターを流用します。純正から容量アップ+12ポート噴射で霧化促進。火炎伝播期間の更なる短縮によるトルク向上を狙います。
とりあえず今回はこんなもんで。まだまだやってあること、これからやることはありますが少しづつ紹介していければと思いますのでよろしくお願いします。