※旧所沢店(現三芳店)で作成された記事です※
本当は今日はVOXYのラジエーター交換のネタで行くつもりだったんです。
だったんですけど、僕が作業しようとしたところ某T氏が「いいよ~俺やっとくから

」みたいなこと言うんですよ。
じゃお言葉に甘えて僕違う仕事してくるんでお願いします。
あとこの作業今週のブログに使うので作業風景の写真忘れずにお願いしますねっつってその場を離れました。
この時T氏は「おっけぇ

」と確かに言ったんです。
時間は過ぎ夕方
「作業終わった~」というT氏に「写真は?」と聞いたところ「あ・・・」と。
は?(怒そんなわけで急遽内容の変更が行われたわけです。
ということで長い前振りはここまでにして、本日の作業はAクラスベンツのブレーキパッド交換です!
ブレーキパッドが減ってるって表示が出たんだけど!とお客様から問い合わせ。
さっそくご入庫いただき確認

おお、確かに出てる。
さすがベンツ親切だな。
というかちゃんと日本語表記なんですね。
摩耗したなら交換しようということで早速交換していきます。

構造は基本的に同じなんですが使ってるボルトのサイズが日本車ではあまり使わないサイズだったりします。
こういうのあると、普段使わないけどなんかの時のためにって買っといた工具が役立つのでありがたいです。
ちなみに右側のキャリパーにはパッドセンサーがついています

真ん中の紐みたいなやつがそれです。
この子の先端がブレーキパッド側に埋め込まれており、パッドが減ってくるとセンサーが感知して最初の「パッド減ってるよ」の警告が出る仕組みです。

こんな感じで埋まってます(写真撮るとき引っ張ったらちぎれちゃった)
新品との比較がこちら

だいぶ厚みが違います
このままでは組みつけられないのでピストンを押し戻します。

ピストンを押し戻すとブレーキオイルが逆流してしまうのであらかじめタンクからブレーキオイルを少し抜いておきます。
そしてピストンを押し戻したことにより、裏に溜まっていた汚れがホース内に行ってしまっているためしっかり回収します。

これ大事。
ちなみに比較がこちら

左が新品のブレーキオイルです
真ん中が普通に抜き取ったブレーキオイルです
右が
ブレーキオイルを交換した後、ピストンを押し戻して再度抜き取ったブレーキオイルです
ね。
ピストン裏の汚れたオイルは普通に抜くだけじゃだめなのです。
そしておにゅーのパッドセンサーを取り付けて元通りに組み付けて

最後に試走してブレーキのアタリを確認して問題ないので作業完了となります
ベンツの場合2回に1回はパッドと一緒にローターの交換が推奨されています。
今回はたまたま1回目の交換でローター自体の摩耗もほとんどなかったので見送りましたが1回目でも段付き摩耗等を起こしている場合パッドだけの交換じゃ済みません。
そういう部分までしっかりと確認・ご提案をさせていただきますのでお気軽にお問合せ下さい!