こんにちは。上井草教室です。

今回のブログでは少々重いテーマで語らせていただきます。

最近、小学生の不登校が急増しているというニュースを耳にしたことはありませんか?

ちょっと前までは、不登校といえば中高生の話が多かったと思います。それは不登校になる原因、「いじめ」「成績不振」「部活などにおける人間関係」が多かったからだと思われます。

小学生は「いじめ」については以前も多少あったかもしれませんが、「成績不振」や「部活などにおける人間関係」等はあまり関係ありませんでした。少々成績が悪くても学校で友達と元気に遊べるので、学校は楽しいところだったと思います。

それなのに最近、小学生の不登校が急増しているのはなぜなのか? それは不登校の原因は一昔前とは全く変わってしまっているからなんです。

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今の不登校の原因はなんだかご存知ですか? ダントツの1位が「無気力・不安」で、不登校の原因の50%以上をしめているんです。「いじめ」が原因の不登校なんて、ほとんどないんです。

これはコロナ以降、さらに顕著になったそうです。

想像するに、

コロナにかかった→勉強が遅れた→学校に行くのが不安だ→行きたくない→本当は行きたいのに行くきっかけを失ってしまった→完全不登校

という感じなのではないかと思われます。

でも、こんなことは昔からありましたよね。少し長期のお休みになってしまうと学校に行きにくい。という経験はほとんどの方がされているのではないかと思います。

ではなぜ昔は、学校に戻れたのか?それは親や先生が「学校に行きなさい!」「学校に来なさい!」と言ってくれたからなんですよね。簡単に言えば、社会が子どもたちに厳しかったからなんだと思います。

いまは、不登校のお子さんを持った保護者がスクールカウンセラーに相談に行くと、「無理に行かせなくてもいいですよ」と言われるそうです。そう言われれば親も、それでいいのか。と思ってしまいますが、本当にそれでいいと思いますか?

親が本当にお子さんと向き合って、必死に説得等をして、それでも行けないというのなら、仕方ないかもしれませんが、どう考えても、そこまでしてないんじゃないかと思ってしまいます。

こんなこと、塾の先生が言っていいのか? 古いんじゃない? そんな声も出るかもしれませんが、僕はやはり、昭和の教育の方がたくさんいいところがあったのではないかと思ってしまいますね。やはり今の日本の教育は緩すぎる気がするなあ。

受け皿となる「通信制の学校」がたくさん増えています。学校に行かなくても、そういったところで勉強をすればいいのでは。という意見もよく聞きます。でも、それで社会性が身につくのかはなはだ疑問です。

下記は不登校のお子さんをお持ちの保護者様にぜひ見てほしい動画です。

https://youtu.be/Rdfx9AVu2X4?si=t_315cmbzxdnV-b3

不登校のお子さんをREDでお預かりするのは大歓迎ですが、やはり僕は、お預かりしたお子さんがまた学校に行けるようになることを願いますね。

いかがでしょうか?